柔らかい日が差しこむレインの部屋の写真。ありふれたようで
どこか現実離れした印象を受ける。これはHDRというデジタル合成技術を使ってはじめて実現できた風景なのだ。
こうした逆光の場面を撮影すると、どうしても露出が偏ってしまう。
まず露出オートで撮った写真。
室内はうす暗く、窓の外の景色は白く飛んで見えにくい。
窓の外に露出をあわせて撮った写真
外は見えるけど、室内は真っ暗だ
逆に、室内に露出をあわせた写真。外が完全にとんでしまった。
この3つの画像を使って、Photomatixというソフトで加工すると、露出のいいとこ取りをしてタイトルのような写真、というか現実離れしたデジタル画像ができる。すべてに均一に光があたっている、どこか夢の中の世界のような。
ネットにはこの技術を使った風景写真(「絶景画像」でググるといっぱいでてくる)がよくあるけど、いかにも加工された感じであまり好きでない。でも夜景とか、逆光の場面とかで使うとおもしろそうだ。
ちなみにこのソフト、体験版は無料だけどタイトル画像のように小さいロゴが入る。有料版、もう少し安ければ・・