ステレオカメラをeBayで突然買ってみた。ステレオリアリストというカメラで、3D業界では「リアリストサイズ」という名前が残っているぐらい、エポックメイキングな存在。だそうだ。
海外の出品者から3週間ほどで届いた。箱をあけるこの瞬間がいつも楽しい。このときは酔っ払ってた
相当使いにくいカメラだ。
1)フィルム巻上げはボディー上部のダイヤルぐりぐり方式。
2)二つのレンズの間にシャッターチャージのレバーがあって、これを横にずいっとずらす。
3)ボディー前面のダイヤルで速度と絞りをあわせて、ピントはボディー横のダイヤルであわせる。
4)ピントの確認はファインダーをのぞくんだが、これがなんとボディーの下についてるんで、なんか潜望鏡みたいな格好でのぞくことになる。ファインダーの穴はふたつあって、右でピントあわせる。
5)ようやくボディー上部のシャッターボタン押して、がっしゃん!できあがり。
ステレオらしいところは、1回の撮影で、同じ(微妙にずれた)画像が2枚撮影されること。
ステレオカメラは、リバーサルフィルムで撮影する。しかもフィルムをカットしない、「長巻き」という指定で。ちょっと高くつく。で、それを一こまずつカッターで切り離す(専用の器具も買った)
これがリアリストサイズのフィルムを立体視するためのビュアーとフィルムホルダー。安い。
これに、2枚組みの画像をセットする。けっこう手間かかる。
レインは面白がってくれた。実際、のぞいてみるとほとんどの人は1度は「うわーっ」て感動する、きっと。学研の付録のような懐かしい思い。楽しい。けど撮影に手間かかりすぎ。
下が参考の実写例。裸眼で3D見るのに慣れた人なら見れるはず?