どっちも手軽で高性能なフィルムスキャナ、両方を使った感じで言うとF-3200がお勧め。
まずF−3200は、
○ブローニー版もスキャンできる。
○PCにつなげず単体でもそれなりの画質でスキャンできる。PCで他の作業中でもスキャン可能
○メニューが簡単。設定項目少ないのでわかりやすい
○V EDにくらべてコンパクト
×フィルムを専用のホルダにセットしないとスキャンできない。このホルダの透明プラスチックにホコリガつきやすい。
×スキャンするときのウォームアップに時間がかかりすぎ。操作にちょっと間があくとウォームアップが必要で、長いときは50秒ぐらいぼーっと待たされる
ちなみにF3200にフィルムホルダを差し込んだときの「きゅいーん」という音がSFっぽくていい。
CoolScanV EDの方は、
○フィルムを差込むと自動的に取り込んでくれる
○設定項目が多く、細かく画質を調整できる
×スキャンするまでに、サムネイル表示→プレビュー表示→スキャンと3段階必要。
F3200のほうは、プレビュー→スキャンの2段階だけですむ
画質の比較。解像度は同じ条件。ホコリ取りのみオンで、他は設定なし。
<F−3200>
<Coolscan V ED>
V EDのほうが、薄い感じ。
スキャンのスピードは、F-3200はウォームアップに時間がかかるし、V EDはスキャンまでに3段階必要だしで、両方とも大差ない。
この値段(約5万円)でフィルムスキャンに取り組もうという自分みたいな人には、
F-3200は操作が簡単で画質もまあ良くてお勧め。
V EDは、細かく調整していけばより高画質が可能。ただしそんなレベルの人はもう一ランク上の9000EDを買ったほうがいい。