一見して無茶した感が伝わる1961年発表、世界最高f0.95のレンズをつけたキヤノン7。もちろん主役はレンズだ。
レンズ重量605グラム。明らかにレンズがファインダーをふさいでる。ファインダーの右5分の1は想像で補完するのだ。
でかいからこのレンズ専用のマウントがつくられててキヤノン7以外にはつけられない。マウントを改造してデジカメにつけてる人もいるようだ。
カメラのほうは、露出計を内臓しフレームの視野を35mm、50mm、85+100mm、135mmの4段階に切り替えできて、フィルム交換は裏ブタパカあけ方式で、など必要な機能はそろってる。もののデザインが明るいナショナルというかダサいのが難だ。
特に気になるのがシャッター音で
1/15秒の音
この低速シャッター音の余韻が雑に感じてしまう。
つまり全体につくりが「ガサツ」という感じで好きになれないんだが、やっぱりf0.95レンズの魅力、まさに規格外のボケっぷりです。
Canon7のエントリーは・・・
はじめまして
絞り0.95で撮った画像はじめて見ました・・・
意味あるようなないような・・・感じでした。
やはりこのレンズは、「俺これで撮ったことあるぞ」っていうぐらいしか使いようがないですね・・・
こんにちは。このレンズ、個体によってあたりはずれが大きいみたいですね。仕上がりが微妙な、トイカメ的な使い方。それにしては高価なレンズです。。