蛇腹官能的レチナ3C・RetinaIIIC
By dachio, 2006年11月29日
レンズシャッター(にも関わらず)音が官能的なレチナ3C。1954年発表、ドイツkodak製。
前蓋をあけるとレンズがずいっと出る。フィルム巻き上げレバーはボディーの下にあってぐりっと回す。
フィルムカウンターは逆算方式で、1以下になるとレバーが回らないようになってる。最初は壊れたかと焦った。
フィルムの装填は後ろ蓋をぱかっとあけて入れる現代と同じ方式。セレン露出計内蔵、セルフタイマー、X接点つき、レンズシャッターなのに前玉を交換できるなどなど、同時期のライカM3、5年後のニコンFより相当進んどる。
メカ指向を満足させてくれる逸品。