いつも機材ばかり目にいってしまうのだがコンサートホール用のスピーカーを備えたこちらの喫茶店の音はレコーディングスタジオの埃ひとつまで再現するようで、時の流れが1/2になったような錯覚を起こしてしまう。。
クラシックが専門なんだけど、こんな一等地で「シベリアン・カートゥル」を大音量で聴けたら至福の際みなんだが。マスターの梁川さんがプログレ好きかどうか聞いてみよう。
創業は1946年8月15日。バラック造りの店でレコードの「第九」がかかると大勢の人だかりができ、復興の途上にあった街を活気づけたというムシカの物語は絵本にもなっている広島文化人の故郷のような店。
昭和30年代は「歌声喫茶」の全盛期で、ムシカのコーラスタイムには一日300人も集まったそうだ。
毎日店を開けるのは午前中か昼ごろか、梁川さんの気分しだいなんだが、朝一で入れるコーヒーは絶品なんだそうでぜひ一度味わってみたい。しかしいろんな店があるもんだが、東京より関西、関西でも都会より地方のほうが音楽の店が充実しているんだな。ありがたいことに。
場所は広島市南区西蟹屋2−2−11
いい雰囲気のお店ですね。
京都では叡電出町柳駅側の『柳月堂』や、高瀬川沿いの『みゅーず』なんかが有名でした。前者はコーヒー1杯千円、私語厳禁というストイックな経営が印象的でした。後者はゴスロリ作家・嶽本のばらの短篇集『カフェー小品集』でも一章をあてがわれたほどの、ロマンチックな店です。
再生器機の発達は音楽的体験を個人的体験にしましたが、たまにこういう店で知らない人間と一緒に音楽を聴くのはやはりいいもんです。
(´・ω・`)
こちら新潟の街は、実はジャズ喫茶だらけなのですよ。
その「ムシカ」と同じようなポジションにあるのが、老舗の「スワン」というジャズ喫茶。年一回の大イベント、「ジャズストリート」のメーンにもなる店です。
ただ私好みのビーバップ系モダンジャズやっているところはあんまりなく、スタンダードが多いんですけどね。日本でも、最近「渋さ知ラズ」とかいいバンドあるのに。
渋さ知ラズですか、さすがですね?実話私、大学生の時分に耳にしてたまげた記憶有りです。メンバーがかぶってる「のなか悟空と人間国宝」とか「フェダイン」のライブに通っていた日を思い出しますが、なかなか広島には来てくれんですなぁ
再生機器の発達はデジタル重視に急加速しているから、整理整頓されていない無駄な音の心地よさを味わう文化は金持ちと地方在住者のものになるのだ。
しっかし音楽関係の店が地方ほど充実してるってのは面白いですね。新潟がジャズ喫茶だらけってのにはびっくりしました。
まだ地方にライブハウスなんてな上等なものがなくて、プロのアーティストも滅多に地方に来てくれなかった時代、東京と地方との間に歴然としてあった情報格差に起因する、過剰なまでの音楽への憧憬が、このような店をつくったのでしょうか。他府県の事情もしりたいです。
そういやちょっち話は違いますが岡山には『地球防衛軍』という怪しい喫茶店があって(ガレージみたいなとこにあった。おすすめは『デミグラスどんぶり』)、マスターと仲良くなると庵野秀明らの自主制作フィルム『ダイコンフィルム』見せてもらえました。情報格差にあえぐ地方在住ヲタクの溜まり場になっていたのを思い出します。
うを。地球防衛軍、久々にググってみたら潰れてますたorz
でもファンサイトは残っていました。なんかパンクバンドを集めてギグをやって警察に踏み込まれたりしていたようです。
ttp://www.geocities.jp/manganomusi/
>くまぞうさん、このとっすぃというヤシは、うちの局では唯一気が利いたやつなんですわ。お見知りおきくださいませませ
とっすい君よろしゅう。
仕事探してこちらにおいで。
おとといは松江の2年生、O嬢が出張に来たので一緒に飲んだよ。
そういえばこの間、うちの手下PDのゆげ君が山賀博之(実は新潟出身!)を呼んで番組に出したので、紹介してもらったよ。
けっこうイケメンやったね。
>くまぞう様
ご挨拶遅れますた。だちお先輩より、ネトゲ関連の武勇伝などかねがねお噂うかがっております。こちらこそよろしくお願いします。
山賀博之が新潟出身とは驚きでした。イケメンとはさらに驚きです。彼はガンダム0080の脚本とかもやってますよね。取材したPDの方がうらやましいです(´・ω・`)。同じガイナつながりですと、こっちじゃ庵野秀明が山口県宇部市出身ということで、管中番組にでてました。
当方金沢までは行ったことがあるのですが、もう一歩足を伸ばして是非新潟に行きたいです。